陸前高田市高田町字栃ヶ沢
建築年: 延宝年間 (1673〜1679) 矢作正巳氏談
気仙36騎の隊長矢作家。気仙33観音30番札所。
道路より14〜15mほどの高台にあり、住居というより館と云った感じ。間口6間、奥行き2間半の直屋に半間幅の下屋(縁側)の付いた離れ座敷である。10帖のの座敷2間と次の間、内玄関、縁側で構成されているが、10帖2間は造作が柱はもとより鴨居長押、廻縁、そして棹縁までが全て気仙の面皮である。脇床の天袋襖絵は人物が大和絵風に描かれている。
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