山門の作事帖あり。「文久4年隣正寺四ッ足門細工諸飯料萬覚岾」。
文政年間(1818〜1829)に再建されたとも伝えられるが確かな資料はない。昭和26年、広田町 金野登氏の手により屋根の葺き替えが行われている。 尚、本堂内には安政年間の絵師、柿崎晋斉が描いた龍が格子天井に、また、大小14枚の襖(非公開)には、松と鷹及び「花鳥風月」等の絵がある。 山門の屋根の葺き替えが嘉永3年に行われた資料があるが、建物の築造年は不明である。建物は2層になっており、屋根は扇垂木(おうぎたるき)がきれいである。
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